The 11th IAGG Asia/Oceania Regional Congress 2019
(第11回アジア/オセアニア国際老年学会議)
2019年10月23日~27日開催
Relationship between new long-term care insurance certification and the Kihon Checklist after 5 years in the community-dwelling elderly: Study based on sex and age group
地域在住高齢者における5年後の新規要介護発生と基本チェックリストとの関連
―性別・年齢階層別の検討―
森田 泰裕 1)2)3) 新井 智之 3) 渡辺 修一郎 2)
1) JCHO東京新宿メディカルセンター
2) 桜美林大学大学院老年学研究科
3) 埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科
埼玉県A市の地域在住高齢者約2万名を対象に基本チェックリストが5年後の新規要介護発生と関連するリスク要因となるか性別または年齢階層別に検討した。
5年後の新規要介護発生において、性別毎、年齢階層別において基本チェックリストの各機能が要介護リスクとなっていた。
そのため、基本チェックリストは、中期的な新規要介護発生に関連するリスク要因として用いることが可能であり、対象にあった介護予防を行っていく上で有用な指標となると考える。
<アワード受賞についてのコメント>
今回IAGGにポスターアワードを受賞させていただき、渡辺修一郎先生をはじめ、ご指導ご協力いただいた 先生方に深く感謝いたします。国際学会での受賞は貴重な経験となりました。今回の賞を励みに努力を続けていこうと思います。
(左)渡辺修一郎先生 (右)森田 泰裕さん